O脚って遺伝なの?実は生活習慣が原因だった!
よくO脚に関する悩みなどを読んでいると”生まれたときからO脚”だったとか、”家族みんなO脚で遺伝だから”とか言われる方がいらっしゃいます。では本当に生まれたときから?遺伝でみんなO脚になるのか?
実はO脚の骨格そのものが遺伝するケースはまれです。生まれつきO脚の方は、全体のたったの1%なのだそうです。それ以外は、日頃の生活習慣の積み重ねによって引き起こされます。O脚のほとんどは後天的なものです。
よく、お母さんやお父さんと同じような脚だといわれる方もおりますが、その多くは幼少期からの生活習慣が関係してきます。
なんでO脚になるの?
骨がまだやわらかい赤ちゃんのときに、早く立って歩かせようとして、無理に立たせたり歩かせたりしまうと、成長が十分ではない部分に、どうしても負荷がかかります。ハイハイがしっかりできるようになって必要な筋肉がついてくれば自ずと立ち上がり歩いていくようになるので焦らず赤ちゃんの成長に合わせていくことが必要です。
赤ちゃんの頃はまだ脚の内側が未発達ですので、内側に体重がかかり、内側の骨が成長しなくなります。そうすると、外側ばかり骨がすくすく成長してO脚になり、そのまま固まって大人になっても残ってしまうのです。
親の気持ちとしては、早く立って歩かせたいと思うのは当然ですが、無理な行動がO脚の原因を作ってしまうのです。また、幼少期の座り方も大変重要です。
「横座り」や「ぺちゃんこ座り」といった座り方は、O脚の原因になりますので、やらないように親がしつける必要があります。他にも、「内股歩き」「片足立ち」「猫背」といった、体重のかけ方がアンバランスになるような姿勢も、O脚の原因になります。
ハイヒールのような履物も体重のかけ方がアンバランスになりますので、子供に履かすのはやめましょう。それでは次に今のご自身の生活習慣を思い浮かべてみて下さい。
会社で椅子に座っているときに首と肩が前に出て猫背になっていませんか?
又、足を組んだりしていませんか?
バッグをいつも片側で持っていませんか?
日常生活のどんな癖がいけないのか?
生活習慣と言っても、座り方や立ち方、歩き方、勉強したりテレビを見たりするときの姿勢など、ほんとうに基本的な動作の癖です。
具体的には、足を組んで座ったり、骨盤が開いてしまうペチャンコ座り、左右どちらかに歪んでしまう横座り、いつも左右どちらかの脚に重心をかけている立ち方、いつも決まった肩や手で荷物を持って歩く癖、内股歩きやがに股歩き、いつも同じ脚を組む癖、ねこ背など、自分でも心当たりがいくつかあると思います。
これらの癖から、骨盤の開きや、大腿骨の付け根、膝関節といったところに歪みが出来てO脚になっていくのです。もっとも、この時期にO脚になりそうな生活習慣を自分で正すことはあまりなく、気がついたらいつの間にかO脚になっていて、大人になって悩むというのがほとんどだと思います。
子供の頃からの癖ですから、意識して根気よく続けなければ、なかなか直りません。O脚の治療を受けて改善したけど元に戻ったという話を聞くことがありますが、結局、こういった生活習慣を直さないと、またO脚になるということです。
癖を直そうとすると、これまで使っていなかった方の筋肉に負荷がかかりますので、そちらの筋肉も鍛える必要があります。具体的にはお尻の筋肉とか脚の内側の筋肉などです。いろんな鍛え方がありますが無理なく継続できることが一番です。自分に合った方法を探してみて下さい。
弱いと気づかないうちにかばってしまい、元の癖が出るというわけです。今まで使えていなかった筋肉をしっかり鍛えてあげることで、O脚に戻らなくなります!歳を取るにつれて身体が硬くなり、治すのも大変ですので、1日も早くO脚の改善を始めることをお薦めします。
※お客様の声はあくまで個人の体験談であり、得られる結果には個人差があります。