O脚が治れば身長が伸びる!?
O脚と身長
整体や姿勢矯正で身長が伸びたと言う話は聞いたことがあるかもしれません。結論から言うと個人差はありますが伸びる事もあると言えます。実際に1cmから3cmほど伸びたという例はあります。
成長した後に骨が伸びることはまずありません。では何が身長を伸ばしているのでしょうか?答えは姿勢により曲がっていた体、縮んでいた筋肉や関節が真っすぐになった分数センチメートルほど体が伸びて身長に影響されると思われます。
O脚とは腿と膝と内くるぶしが離れている状態で実に日本人の7割ほどがO脚だと言われています。原因は様々ですが生活習慣、筋力バランスの崩れによるものです。ですので筋力の柔軟性と強さを取り戻せばO脚は改善していくと言えます。
O脚の人の体には特徴があり。基本的にお尻側の筋肉が落ちて前側と外側に荷重がかかります。これによりでっ尻になり骨盤が前傾し、また骨盤から伸びている背骨も前に湾曲するためバネが縮むように体も曲がってしまうのです。
直線よりも曲線の方が距離が伸びるように身長も全体的に縮んでしまうということになります。ですからこの縮んだ体の部分が正常になることで本来の自然な傾きや形状になり結果成長期をすぎた大人でも1cmから3cmほど身長の伸びと見かけ上も変化すると言われています。
部位別に見ると曲がった足がまっすぐになることで2,3mmから1cm
骨盤の傾斜が戻ると5mmほど、背骨の湾曲が正常になることで5mmから1cmほど変化すると言われています。
柔軟性と筋力
まずは足から真っすぐにして行きましょう。O脚は筋力のバランスの異常から起こるとお伝えしましたが先に大事なのは柔軟性です。O脚が治りやすい人の特徴をご存じでしょうか?
まず大切なのは足の柔軟性です。改善しやすい人の特徴に年齢もありますがこれはこの柔軟性が若い人の方があるからという理由が大きいです。実際に40代の方と高校生の改善スピードを比較してみると体の状態にもよりますが倍近く時間がちがう場合もあります。しかし人間はいくつになっても柔軟性は改善します。時間はかかっても地道な努力で変化を起こす事ができるのです。
2つめに大事なのは筋力です。これは年齢よりも男女差などもあります。女性の方が力が弱い部分があるので柔軟性とは逆になります。男性の方が硬いので治るまでに時間がかかる場合もありますが、筋力がある人はそれだけでも早い段階で改善することもあります。また改善後も元にもどりにくいと言うメリットもあります。
改善方法
柔軟性は足の前後筋肉を柔らかくする事です。ふくらはぎ、後ろの腿、前腿をよくストレッチすることが大切です。
すべて30秒×2,3回
1 ふくらはぎのストレッチ
足を前に出して後ろ足を反動をつけずに伸ばします。
2 後ろ腿(ハムストリング)のストレッチ
足を前に投げ出し前屈して腿の後ろを伸ばします。
3 前腿のストレッチ
膝を曲げて足首を掴み太ももの前側を伸ばします。
筋トレ
1 膝の皿を外に持って行くように意識します。
2 お尻を締めて内腿を締めるように力をいれます。
3 その状態で10秒ほど維持するのを5回行います。
身体を正しい状態に戻して身長を戻す
今回は身長とO脚についてお話しましたが、結論から言うと身長が伸びるのは結果であって普段の姿勢がいかに曲がっているかと言う所が肝心です。それが正しい状態に戻るだけで身長も数センチ伸ばす事が可能なのです。頑張って理想の体型に近づいてください。
※お客様の声はあくまで個人の体験談であり、得られる結果には個人差があります。