治るO脚には特徴があった!?
骨盤の動きと柔軟性
O脚が治りやすい人のポイントは?と問われたら柔らかさ、しなやかさがあるかないかです。若い人のほうが治りやすい傾向にあるのはこのため。股関節、足関節、骨盤周りが硬いひとほど変化が少ないです。ガチガチの状態だと筋力がついても強いゴムで引っ張られているのと同じなのですぐにもどろうとします。体は長年染み付いた状態に戻ろうとする恒常性があります。この恒常性を超えて正しい状態を覚えこませるのが大切なところになります。そのためにはまず歪みをとって正しい状態にした上で正しい柔軟性と筋力をつける必要があります。
長年の癖
O脚の人はほとんどが反り腰になり股関節が内側に捩れている状態。体重が前重心になり、腿の前と外がガチガチになっていて対してお尻や裏の筋力が弱化して垂れたような状態になっています。O脚の人は実際鏡を見てみてどうでしょうか?上のような状態になってはいませんか?これが知らず知らずについた体の癖なのです。まずはこれに気づくことが大切。敵を知るには己からまずは現状を正しく知りましょう!後はそれを少しづつ正しい状態に戻していけば良いだけです。
筋トレの重要性
O脚の人の足は一見骨が捻じ曲がっているように見えますが、実は筋肉の緊張により見た目が変化しているだけということが大半です。骨が変形してしまっている場合は完全にもとに戻るのは難しいですが、筋肉や靭帯のこわばりなら変化させることは可能です。いくつになっても筋力は付くように人間の体はできています。70、80になってもトレーニングをすれば筋肉自体は理論的につけることができます。これは柔軟性においても同じことが言えます。年のせいとか、もう手遅れとか諦めるひともいらっしゃいますがしっかりとケアをすれば体は変化させることが可能なのです。
歪みと体の関係性とは?
歪みが取れると何がおこるのか?逆にゆがんでいると何が悪いの?という疑問に対してですが、歪んでいるということは簡単に言うとホースがねじれている状態。このホースが血管や神経だとすると中を通っている血液や神経信号などがスムーズに流れないという状態がイメージできるかと思います。実際に私たちの体にはこれと同じことが起きているのです。
つまり体が歪むことで中の血液や、リンパなどの体液や神経の流れが阻害されている状態です。こうなると栄養も行き届きにくくなるので体の疲れが取れなくなったり、筋肉が回復せずに硬くなったりします。ここで思い出してください。O脚が治りやすい人の条件は?そう体がしなやかで柔軟性があることでしたね!ですから体が歪んでいればいるほど結果元のきれいな形に戻りにくい状態になっていくということになります。
体に柔軟性をつける
まずはふくらはぎやお尻の筋肉、腿の内側の筋肉を緩めるところからはじめましょう。
ふくらはぎのストレッチはアキレス腱を伸ばす要領で
① 腰に手を当てて前足に加重をかけながら逆足を後ろに出す
② ふくらはぎが気持ちよく伸びているところで静止し30秒待つ
③ 2,3セット行う
臀筋のストレッチ
① 仰向けで寝て両足を伸ばす
② 片足を胸に近づけるように曲げていく
③ お尻の裏側が緊張が強まるところで30秒静止
④ 2,3セット行う
内転筋のストレッチ
① 足の裏を合わせて座る
② ゆっくりと前に倒れていき内側が伸びるのを感じる
③ 30秒静止して2,3セット行う
筋トレ
ストレッチの後に
① 膝を肩幅に開いて立つ
② 膝を外側に向けるように屈伸をする
③ 戻して最後にお尻の筋肉に力をいれる(お尻にペンを挟んで落とさない要領で)
④ 上記を20回繰り返す
しっかり基礎から
大切なのは続けること。地味な体操や運動だと飽きてしまう方も多いと思います。体の少しの変化に注目して楽しみながら。行動してみてください。いくつになっても変化は起こります。
※お客様の声はあくまで個人の体験談であり、得られる結果には個人差があります。