O脚が治る人には共通点があった!?
筋力と柔軟性
O脚改善の要は筋肉です。筋肉は十分な強さと柔軟性が要求されます。O脚の人の特徴としては前側の筋肉を使い過ぎて発達し硬くなり、後ろ側の筋肉が衰えて弛んでいる。
また外側を極端に使うため足の外が張ってきて内側の筋力が衰えます。靴を見ると外側がすり減っている人が多いのではないでしょうか?また良くクッションなどを挟んで内側の筋肉トレーニングをした方が良いと言われるのはこのためです。
柔軟性
柔軟性が無い人は可動域(動きの範囲)が狭く、血液の循環も悪いので
体調も悪くなりやすい状態です。O脚の人を統計的に見て行くと鳴りやすい人には共通点がありました。
O脚が治りやすい人とは
O脚が治りやすい人の特徴があります。それは捻じれがあまり無い人と、柔軟性があるひとです。捩じれとは足先や股関節、特に膝が真っすぐ前を向いている人です。基本的にO脚の人の足は内股なので膝が内側に入っている事が多いのです。柔軟性のある人は、腿や膝下を触ってみて柔らかい感じがする人の事で、O脚の人は先に上げたように足の筋肉にいらない負担がかかってガチガチになっています。
柔軟性を高める真のストレッチとは?
柔軟性を高めるためにはストレッチが有効です。皆さん、正しいストレッチの方法を知っていますか?ストレッチとは筋繊維を伸ばして可動域を広げる運動です。良く何秒ぐらいやれば良いの?という声を聞きます。これには最低30秒から60秒ほどと答えます。何故かと申しますと、筋肉の中に筋紡錘というセンサーが付いています。これは筋肉がこれ以上伸びたら切れたり危ないから縮めようとするセンサーです。この機能があるからこそ人は筋肉が断裂したりしないで済んだり、怪我を未然に防げるのです。
しかしこの機能があるためにストレッチで筋肉を伸ばそうとしてもそれすら防ごうとしてしまいます。ではどうすればよいのでしょうか?それが秒数に関係してくるのです。この筋紡錘のセンサーをかいくぐるために30秒待つとセンサーが弱まります。ですので10秒ほどのストレッチだとまだこのセンサーが働いている状態なので効果が薄いと言う事になります。ですから30秒から60秒ゆっくりと時間をかけたストレッチが医学的に見ても有効なのです。
お相撲さんにO脚はいない?
関取にO脚はいないと言われます。全員を見たわけではないので完全には分かりませんが、少なくともTVなどで見る限りはO脚の人はあまり見かけません。
その秘密は四股にあると言われています。そうお相撲さんがする四股踏みで股関節に柔軟性が生まれることでバランスが整うからなのです。
四股体操
1 まず立って股を開いて肘を伸ばしたまま手を内腿に当てます
2 上下に身体をゆするようにして股関節を伸ばして行きます。
3 そのままの状態で内側が伸びているのを意識して30秒以上伸ばします。
4 肩を交互に内側に入れて30秒から60秒伸ばします。
この体操を行う事で股関節周りの柔軟性が生まれます。余裕があれば膝を伸ばして開脚をしてより柔軟性を出すようにしてください。
最後に
人体には様々な筋肉が付いていて相互に関係しあっています。このストレッチは主に内転筋(股関節の内側に着いていて足を閉じる筋肉)の柔軟性をつける物です。さらに一緒に筋トレをすることで最初に述べた柔軟性のある強い筋肉が付いてO脚が改善されていきます。コツコツと頑張って美脚を手に入れましょう!
※お客様の声はあくまで個人の体験談であり、得られる結果には個人差があります。