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足だけじゃない意外な共通点?O脚11のチェックリスト

 

O脚とは一般的に足をそろえて立った時に膝が離れる状態の事をいい。内反膝とも言われてます。生後1年ぐらいはO脚で、2~3最頃からX脚になり4~10歳で自然に正常に戻ると言われています。基本的に痛みなどを伴わず、長い年月をかけて変形していくために自分でも気が付かずにO脚になっていたと言う人も多いのです。またO脚の人には特徴があり、これらに当てはまると知らず知らずの内にO脚になっていたという事もあります。

 

O脚の怖さ

O脚自体が直接痛みに結びつくのではなく、O脚であると言う事は正しい姿勢を保てていないので身体に歪みが生じているサインであるとも言えます。その結果足では無く腰が痛くなったり、肩が凝ったり、太りやすい体型になったりと色々と身体にとって悪影響を与えることがあるのです。今回はO脚の数多くある特徴を11項目に絞ってチェックして行きたいと思います。皆様も自分の体をチェックしてみてください。

 

足だけでは無いO脚11のチェックリスト

 

1 太もも、膝、くるぶしの間に隙間ができる

1真っすぐ立ちます。
2その状態で上記の太もも、膝、くるぶしに隙間があるかどうかチェックします。
3また際にノートなどを膝に挟んで落ちないかどうかもチェックします。
(膝に隙間があると膝の間の物をキープできません)

 

 

2 偏平足と浮き指

 

偏平足

偏平足とは土踏まずが無い足のことで8歳ぐらいまでは土踏まずの場所に脂肪があり無いのが一般的でそれ以降に形成されていない場合は偏平足と呼ばれます。偏平足の原因は生まれつきの先天的なものと、靴や姿勢のバランスなどから来る後天的なものに分かれます。

 

何故悪いの?

そもそも足の角度(アーチ)は何のためにあるのかと言うと、クッションの役目で負担を軽減するためです。そのアーチが無いとベタベタと歩くことになり衝撃を身体に直に受けることになります。またふくらはぎや足の負担が増えるためにO脚のように形が変形しやすくなってしまうのです。

 

浮き指

浮き指とは立ったり歩いたりする時に足の指が地面から浮いている状態の事を言います。男性より女性に多く日本人の3人に1人が浮き指だと言われています。本来土踏まず以外の部分は地面についているのが通常の状態なのですが、浮き指の人は指が丸まって着いていません。

気づいていない人も多いのでチェック法をご紹介します。

1 手で足の指を甲側に引っ張ってみてください。

2 正常なら45度から75度ほどで止まります。

3 90度以上反る人は浮き指の可能性が高いです。

原因は靴や指の筋肉を使っていないことによる筋力低下によるものが大きいと言われます。

 

対策

偏平足も浮き指も足の筋力不足が大きな要因なのでトレーニングをすることで改善が見込めます。

1 足の指でグー・チョキ・パーを作る「じゃんけん体操」

2 床にタオルを置いて手繰り寄せる運動

これらを続けることで指を曲げる筋肉が鍛えられて正しい状態に戻って行きます。

 

3 靴の片減り

O脚の人は外側の筋肉が発達して外に外に荷重がかかるので靴をみると小指側がすり減っている事が多いと言われています。また後ほど上げる反り腰の人は前に体重がかかっていたり、先ほどの浮き指で踵に必要以上に力がかかり指が使えていなかったりなど靴を見ると自分の歩き方や癖が見えてくるのです。 

 

 

4 反張膝 

 

反張膝とは膝が過伸展(横から見て膝が後ろに反っている)状態です。酷くなると痛みも伴います。本来膝の可動域は0度なのでそれ以上反っていたら反張膝の可能性があります。

原因

1 力を入れ過ぎている

これは姿勢を良くしようとして膝を伸ばしすぎたりすることで起こります。バレエをやっていたり水泳などで強く蹴り過ぎたりなど運動から来る場合もこれにあたります。

2 股関節まわりの硬さやバランス

膝だけでなく股関節や骨盤周りの筋肉が硬くなる事で膝に過度の負担がかかり形が変わって来ることがあります。これは日々の立ち方などの無意識の姿勢や運動不足などによる筋力低下、もしくは筋肉の硬縮などによって起こります。筋肉で言うと膝の前側の筋肉 大腿四頭筋が緩み、後ろの筋肉ふくらはぎの筋肉、大内転筋、お尻の外側の大臀筋などが過緊張している状態になります。

3 荷重の問題

先ほどの浮き指とともに起こることがありますが、重心が崩れて膝でバランスを取るために膝が必要以上に反ってしまうということが起こります。反張膝の人は膝に力が入り過ぎているので少し膝を曲げたぐらいで立つと良いと言われます。

 

5 内股

女性だと内股の方が可愛いというイメージもあるかもしれませんが身体の歪みからすると良い事はありません。O脚はガ二股というイメージがありますが、実際は大多数が内股であることが多いのです。(外股の人もいます)

原因としては上記の立ち方や歩き方などバランスが崩れてなることが主です。股関節や骨盤、足など人によって内側に捻じれる原因は様々になります。

 

6 反り腰

反り腰とは骨盤が前傾して腰の部分が前に出ることで反る体型の事をさします。O脚の人は足の後ろでは無く前の筋肉を使い過ぎることが多いのでそのバランスを取るため腰が逆に反ります。また姿勢を良くしようとして必要以上に腰を反らせてしまう人もいます。

 

7猫背

猫背もO脚と関連があります。これは何度も言うように全体のバランスの関係です。足の影響から骨盤や腰にも影響が出たように当然背中にも影響が現れます。結果見た目が猫背になることが多々あります。

良い姿勢にするには胸を張った方が良いのですがこれも反り過ぎるとまた腰を反らしてしまったりします。張った状態で肩を上下させて動き安ければOK。動きにくければ少し張るのを元の方向へ戻して調節してみてください。

※猫背、反り腰、首が前、ぽっこりお腹の図

8首が前に突き出ている

背中まで来た歪みは一番上の首や顎、頭まで影響を与えます。腰を反る事で崩れたバランスを取るのが背中であったり、首であったりするのです。また筋肉の膜筋膜が全身を覆っているのですが首と膝下の筋肉も繋がっているので前首が張っている人は足も硬くなっていることが多いのです。

 

9 ポッコリお腹

これは反り腰からも分かるように腰が前に出ることでお腹も前に出て下がります。またO脚の人はお腹の筋力が弱く腹圧が弱いので姿勢が保ち辛く結果的に骨盤が開いたり反り腰になるのを防げなかったリします。逆に言うと姿勢が良くなれば見た目のお腹も引っ込んでくると言う事になります。

 

10 下半身太り

O脚の人は同時に下半身太りであることが多く見られます。何故でしょうか?O脚の人は前と横の筋肉を使っている事が多く逆にお尻の筋肉を使っていないのでお尻が垂れていたります。前ばかり酷使する事で太ももの筋肉が必要以上に張り腿が太くなってしまいます。こうなると見た目も腿の(特に外側が)パンパンになり下半身が太くなってしまうのです。

 

11 腓骨(脛の横)の出っ張り

O脚の人の悩みで気になるのがこの膝下の出っ張りです。膝の下には脛骨と言う骨と腓骨と言う骨で成り立っています。この外側の細い腓骨の方に負担がかかり腓骨自体が前と横に引っ張られ飛び出したような形になります。

 

 

 

改善のポイント

 

以上がO脚の人の特徴になります。まとめとしてはO脚は様々な要因が絡んで起きてはいますが、比較的多いパターンとしては足の筋肉と体幹(特にお尻周り)の筋肉が使えていないことから起きることが多いと言えます。ですので足の指を鍛えるトレーニングとお尻を閉めるようなトレーンニング、後はお腹の前側の筋肉を使えるように呼吸を使ったトレーニングなどをすると改善していいきます。

指のトレーニングは上記の浮き指の所を参考に

 

お尻のトレーニングとしては

1 壁に頭と踵を着けます。踵同士は付けてつま先を2,30度開く。
2 この時反り腰の人は腰が壁から離れそうになるので手の平一枚ぐらい入る位置をキープします。
3 この状態でお尻の下半分ぐらいを意識してお尻に物を挟んで落とさないようなイメージ(実際挟んでみると良い)で力を入れてキープします。
4 足を肩幅に開き壁着けた状態を保ったまま状態から膝を外に持って行くようなイメージで屈伸を20回ほどします。この時もお尻に力を入れるイメージで。  
5 1の姿勢に戻します。その状態で一旦息を全部吐いてお腹を凹ませてお腹が膨らまないように背中に息を入れます。そのままの姿勢を保ちながら息を吐いてお腹の中を縮めるようなイメージで呼吸をします。吐いたらお腹を凹ませたまままた背中で息を吸って吐きます。これを5回から10回行います。

 

これにより、良い姿勢を保ちつつお尻の筋トレと呼吸によるお腹の中の筋トレをすることができます。

 

体を知る

自分の体は案外分からないものです。客観的に体を見ることでクセや状態を把握できます。まずは知る所から、自分は正常な状態と比べてどうなのか?正しい状態と比べる事で目指すべく目標が見えて来ます。少しずつ変化を感じながら改善していきましょう!

 

※お客様の声はあくまで個人の体験談であり、得られる結果には個人差があります。