福岡天神の整体院 O脚を治したいなら内転筋トレーニングはするな!
O脚と言うと内腿に何かを挟んでスクワットをしたり、圧縮するようなトレーニングが良いとネットや本で見たり聞いたことはありませんか?これは昔から良く聞く方法です。足と足の間が開いているから閉じれば良いので、足を閉じる筋肉の内転筋を鍛えれば足がくっつくという考えでできたトレーニング方です。
O脚は足が開いている?
しかし実際のところO脚の人は足が横に開いているだけでは無いというのをご存知でしょうか?見た目はあしと足が離れているので横に引っ張られている感じがしますが、実は足が内側に捩じれているのが原因なのです。
平面で見ると横方向の歪みですが、立体で見ると内側への捩じれが一番の問題になっています。実際はこの捩じれと横方向の力の総合がO脚の酷さの度合いになっているのです。特にO脚が酷い人は捩じれがかなりきつくなり、膝下O脚のような形になります。
何で内転筋トレーニングがいけないか?
ではなぜ内転筋トレーニングがいけないのでしょうか?結論から言うと内転筋自体がそこまでO脚に関与していないのと、内転筋だけなら良いのですが前側の大腿四頭筋(内側広筋)などを鍛えてしまうと、余計にバランスが崩れてしまうからという2点があげられます。
統計を取ってみると、内転筋がある人もO脚の人がいますし、内転筋がない人でもO脚じゃない人は沢山います。ですので内転筋がO脚の重要なファクターにはなりえないということが言えます。
本当の原因は?
では本当の原因はと言いますと。先ほどの股関節の捩じれを生んでいる筋肉は股関節の内旋筋という筋肉です。内側に捩じるという筋肉です。9割の方は股関節が内側に捩じれています。そしてほぼ10割の方がお尻が緩んでいます。
ですのでお尻を閉める筋肉に力が入るようになれば自然とまっすぐな足になっていくというわけです。
ペットボトルトレーニング
1 腿にペットボトルを挟んでお尻を軽く閉めるようにして挟む
2 腿の前側に力が入らないように気を付けながら意識をお尻に持って行く
3 時間があるときにこまめにこれを繰り返す
体に覚えこませる
続けて行うことで緩んでいたお尻の奥の筋肉に力が入るようになっていきます。徐々に正しい使い方を体が覚えれば確実に元の綺麗な足に変化していくことでしょう。正しい体の状態を覚えこませる、それが体を変化させる一番の近道であり確実な方法です。
人間は普段の状態を真っすぐだと思い込みながら生活しています。そうしなければ常に違和感を感じでいなければいけないからです。順応していくための作用といってよいかもしれません。
普段と違う状態が本当は正しいと覚えこませて初めて体に定着します。ですのですぐにというわけには行かず時間がかかる場合もあるのです。地道にコツコツと諦めずに続けることが美脚へのカギとなるでしょう。
※お客様の声はあくまで個人の体験談であり、得られる結果には個人差があります。