呼吸で改善するO脚
O脚になっちゃう生活習慣
浅い呼吸
呼吸?ってそんなこと言われても…なんて、思いませんか?なぜ、浅い呼吸が良くないかというと、きちんと横隔膜や肋骨の間の筋肉が動いてないからです。きちんと横隔膜が動いていないと、肺活量が下がってきます。肺が上手に機能していないと、胸骨という胸の前の部分がどんどん下に下がってきてしまいます。
それに引っ張られるようにして背骨が曲がって頭が下がっていきます。こんな理由から猫背になる方がいらっしゃいます。猫背の状態になると顔は自然と下を向きます。そんな状態でも前が見えないと生活できませんよね。どうすると思いますか?腰をそらせることで顔を前に向けようとしてそり腰になってしまいます。腰が反るとどうなるか想像がつくでしょうか?骨盤が常に前のめりの姿勢になってしまいます。
そうすると、構造上内股になってきます。骨盤の底の筋肉も緩んできてしまい、足の内側を上に引っ張り上げることが困難になっていくのです。この、内股状態で立っていると、上手く体の重さを下に流せないので立っているのがつらくなります。足はそれでも体重を支えようとバランスをとるので、足がねじれてしまうのです。こうして立派なO脚の完成を迎える方がいらっしゃいます。この状態が長ければ長いほど、関節の固まり方がひどくなり、どこかで関節の調整をしてもらったりしないと改善が困難になってしまいます。
まだそんなに関節が固まっていなければ自分の努力で改善可能です。
呼吸が改善することのすごい効果
前回お伝えした方は足首の状態から、足がねじれて猫背になってしまっていましたね。自分はどの部分が一番大きな原因なのか分からなくても、少しずつ気をつけて生活することで自然とO脚も姿勢も良くなっていきます。今回のケースでO脚になってしまった方はこの方です。
胴がすごく細くて華奢な方です。その分呼吸も浅く、姿勢が悪くなってしまっていました。呼吸を整えることと、この方はさらに腹筋~足のバランスが悪かったのでその部分を調整していきました。
結果…
4回の施術&日々の呼吸トレーニングでここまで改善することができました。これはまだ途中経過なのですが、呼吸の筋肉が弱っている事が原因であれば、呼吸の改善だけでもこの程度の効果は見込めます。
自分の体の可能性に気がついてないだけ
O脚に限らず体の悩みがある方の共通点ですが、「自分の体にはまだまだもっと使うことが出来る筋肉がある」ということを気づいていない方が多く感じます。筋肉は無意識に動かすことが多いので当然といえば当然なのですが…鏡を見て、自分が想像している姿勢と実際の姿勢のギャップを確かめてみることをオススメします。まずは、自分で補正してみてください。それがどうしても難しければ、専門家を頼りましょう。
今日のおさらい
呼吸はすごく大事です。大きく吸って大きく吐く。少しずつでよいので、意識してみてください。
雑な絵ですみません!
赤い矢印が腹筋⇒爪先にかけての力の入れ方で、オレンジの矢印が呼吸で吸い上げるイメージです。体の中心を持ち上げる感覚というと伝わりますかね?うちではよく子宮を持ち上げるイメージと伝えています。あくまでもイメージです。笑でもこの力の入れ方のイメージがつくとO脚は自然といい感じにくっついていきます!
※お客様の声はあくまで個人の体験談であり、得られる結果には個人差があります。