今回はコチラの記事の続きになります。筋トレをいくらしてもつけたい場所に筋肉がつかなかったり、つけたくない場所に筋肉がついてしまったりしまうことが多い方というのは、運動すればするほど間違った筋肉の運動を強化してしまいます。その結果使用する筋肉が偏った痩せづらい脚になってしまうのです。歪みを取る事も大事なのですが、しっかりと正しい筋肉の動かす方向を意識して正しく運動することが大切になります。今まで、体得してきた筋肉の使い方が実は間違っていたと思うと、びっくりしますよね。
では、正しい使い方をするにはどうしたらいいのでしょうか?下半身が正しい筋肉の使い方を覚えるために必要な事。
実は…腕の動かし方なんです。
実は上半身の使い方がとても大事
腕、と聞いてびっくりした方も多いはず。足を動かすのに腕が重要なんて、考えた事もないですよね。そして、腕が上手く使えてない自覚なんてのもないはずです。そこで、簡単なテストをしましょう。バンザイをしてください
正しいバンザイは、こんな感じ
間違ったバンザイは、こんな感じ
違いがわかりますか?2枚目の写真は、背中から反っているんです。つまり、腕を上げるのに背中の筋肉を使ってあげてしまっているのですね。この様な体の使い方しかできない状態だと、自然と背中の筋肉が硬くなり反り腰になってしまいます。すると骨盤が反っていることにより股関節が内旋して…そうです。O脚の筋肉の使い方になってしまうのですね。
腕の筋肉や肩の筋肉の使い方が悪くなる理由
色々ありますが、腕を良く使うスポーツなどをしていると疲労が溜まりすぎて使い方に偏りが出てきてしまいます。
また、PC作業やデスクワークが多い方も腕を一方方向にしか動かさないクセがついているのでだんだん腕を上げる筋肉が弱くなり背中の筋肉を使い始めます。足の筋肉の使い方もですが、腕の使い方も大事なのです
じゃあどんなことすればいいの?
はい。原因がわかったところで改善方法です。今回のは簡単。『バンザイして腕を後ろに押す』です。
背骨が反らないように肋骨に手を当てて腕を動かしましょう。上手くいくとこんな感じ
失敗例はこんな感じです。
これは、力を入れる必要はありません。スピードも必要ありません。確実に、自分が動かしたい方向に正しい筋肉を使って動かす練習なので、力みすぎたり、スピードを早くしたりはしてはいけないのです。1日最低3回。写真では立っていますが、最初は仰向けに寝て枕を腕で押す感じで始めてみてください。立ってやると足のバランスが悪いと逆効果になります。2週間もすれば、後ろにずい分動かしやすくなるはずです。気長に頑張ってください。あんまり張り切りすぎて3日坊主にならないようにしましょう。
継続は力なり
これで骨盤や股関節の動きがよくなって下半身太りが改善できるなんて嘘みたいですが、結構変わります。原因がわかれば、結構簡単なエクササイズで下半身太りは改善していけますよ。一緒にスラッとした下半身目指して頑張りましょう!!
こんにちは。この記事はコチラの続きです。夏の足やせの記事にしようとしていたのに夏も終わりかけ…すみません。冬のブーツに向けて頑張ります!!前回の記事では、O脚判断のチェック項目をお伝えしました。今回は『なぜ下半身の筋肉太りはO脚の人に多いのか』
をお伝えします。
O脚はヒョロヒョロorガチムチ!?
O脚の方の足の太さは大きく分かれます。
①筋肉がなくてヒョロロロ~っとした脚
②筋肉がガチガチについたガチガチ脚
たいていこのどちらかになります。中間の人は少ないですね。① の人は脚「だけ」をみるとスラッとしたいい脚をしているのですが、立って全体を見ると股関節の骨の出っ張りや腰のハリが気になっている方が多いです。立ち方のバランスが悪いため、スラッとした印象よりもヒョロっとした印象が強くなります。このニュアンスの違いが伝わりますかね?
今回は②の方のお話です。まず、どちらも、筋肉が正しく使えずに限られ た筋肉だけを使っているせいで脚がO脚になっています。ここまでは実はどちらも大差ないのです。では、何が①と②を分けてしまうのでしょうか?
正しい運動が必要な理由
下半身の筋肉太りの方は間違った筋肉の使い方に更に『運動』が加わります。学生時代に部活を頑張っていたり、通学が中々ハードだったりした方は、バランスの悪い筋肉の使い方を繰り返し行うのでどんどんクセがついてしまいます。正しく立てば足の外側の筋肉と内側の筋肉はバランスよく使います。分かりやすく、半分ずつ支えているとしますね。本当はもうちょっと複雑です。
そして、O脚の人はこの筋力のバランスが極端なんです。
こんな感じ
これは膝下O脚の方の立ち方です。これだと、使っている筋肉への負担が大きすぎてそこだけどんどん太くなってしまいます。筋トレをいくらしてもつけたい場所に筋肉がつかなかったり、つけたくない場所に筋肉がついてしまったりした経験があるのではないでしょうか?そうなると、運動すればするほど間違った筋肉の運動を強化してしまいます。『歪んだ体で運動すると変な筋肉がつきやすい』と聞いたことはありませんか?歪んでいる時点で筋肉はアンバランスです。アンバランスな状態で運動するとよりアンバランスになってしまいます。
その結果使用する筋肉が偏った痩せづらい脚になってしまうのです。歪みを取る事も大事なのですが、しっかりと正しい筋肉の動かす方向を意識して正しく運動することが大切になります。今まで、体得してきた筋肉の使い方が実は間違っていたと思うと、びっくりしますよね。では、正しい使い方をするにはどうしたらいいのでしょうか?次回はこれをお伝えします。
暑い季節になりました。暑いし、薄着になりたい!!ショーパン履きたい!!でも、隠したい部分が多すぎる…なんて、お悩みをよく聞きます脂肪が中々落ちない、という悩みは勿論多いですが、中には
下半身の筋肉がガチガチで、運動しても下半身が細くならない!!
脚やせをしたくても、運動したら更に筋肉がついて逆効果…
なんて、お悩みの方もいらっしゃいます。その悩み、もしかしてO脚が原因ではないでしょうか?まずは鏡の前で自分の足の形をチェックしてみましょう。当てはまるのであれば、頑張るべきは食事制限や運動よりも、筋肉の使い方かもしれませんよ。
まずはチェック!!私の脚は骨格美人?
まずは全身鏡の前に立ちましょう。「気をつけ」の姿勢をして正面から自分の足を見てみてください。下の写真は当院に来られたO脚の方々です。ご参考までにどうぞ。また、足を鏡でみたときに3つのチェックポイントがあります。
①膝小僧の向きと爪先の向き
膝小僧の向いている方向と、指先のむいている方向が、同じかどうかチェックしてください。チグハグしているとO脚の可能性が高いです。
よくわからない…という方は、爪先を60度位に開いて立ってみてください。膝小僧の向きは、爪先と同じ方向に開いていますか?この時、爪先は60度開いているのに、膝小僧は真正面を向いている、なんて場合は膝小僧が爪先よりも内側に向いています。また、人によっては爪先を開いて立つこと自体に違和感がある場合もあります。実は、正しいからだの使い方をしていると、意識しなくても膝とつま先の向きは一緒の方向を向きます。
②腓骨の出っ張り
膝とつま先の向きは同じだけど、なんだか膝下の外側の骨が出っ張りすぎていませんか?出っ張っている場合は、これもまたO脚の可能性が高くなります。
③腰が反ってないか
腰の反りが酷い人は、股関節が常に前傾姿勢の状態になってしまうため、内股になって行きます。そうなると、先ほどのチェック①での膝と爪先の向きがずれていきます。今鏡で見たときは①はOKだけど③はチェックがつくという方は、すわり姿勢やしゃがみ姿勢などの日常の動作で膝と爪先の向きがチグハグにずれてしまっている可能性が高いです。
もっと詳しくは、以前11のチェック項目をお伝えしているので確かめてみてください。
目指せ骨格美人なスレンダーボディ
いかがでしたか?筋肉太りは気にしたことはあっても、足の向きや腰の傾きまでを気にされたことはあまりないのではないでしょうか。上のチェック項目でチェックした部分がOKであれば、運動すれば美脚も夢じゃないはずです。でも、このブログをご覧になっている方はチェックが当てはまるものがあったかと思います。
上のチェックが当てはまる状態だと、せっかく食事制限や運動やエステ等で憧れの脚の細さになれたとしても、筋肉を落としすぎてしまったりしているので健康的な美脚ではなくバランスの悪い貧相な脚になってしまったり、腰の周りの一部だけが目立ってしまうことも…。それだと悲しいですよね。
是非綺麗な骨格を手に入れてダイエット後の素敵な体型を手に入れて欲しいと思います。ところで、なぜO脚だと筋肉太りしやすいのでしょうか?次はこれを説明しますね。